実行委員会参加への呼びかけ

 4月12日に実行委員会を立ち上げるための相談会がありました。その際の呼びかけ文を掲載しておきます。

■ 史上初!?出版フリーランス・デモ大作戦
2010.5月中旬予定

 本の街 神田神保町

<経費を惜しむな原稿料払え!ハトヤマさん、景気回復超特急で!
出版業界の活性化を!本は買ってね>

 たとえば、

フリーランス・ライターです」
とかっていうと、「へえ! すごいですね〜」っていわれる。
本を年1、2冊書けば食えるって世間一般では思われているらしい。

 だけど、聞いてよ! 現実は……

本は取材経費が出ない、契約書を交わさないのがギョーカイの常識。
週刊誌のページ単価は激安、持ち込み企画は経費ゼロ円。原稿料の
支払い日なんて三カ月以上先なんてザラだよザラ。

 「デザイナーやってます」というと、「憧れるねー」っていわれる。
一時期確かに羽ぶりがよかったから。

リッチだって思われてるみたい。
でも、今やデザインで食えてる人は少数派。

 カメラマンにいたっては、素人写真で事足りる今日この頃。
カメラをあきらめ、他の仕事に就いた人の多いこと多いこと。

 こんな話は巷にゴロゴロあるよ。

 しかも最近は不況のあおりで、会社倒産によるギャラの不払いも珍しくない。
そこまでいかなくても、「本が売れない」「週刊誌が売れない」で、専属でやってた人

は次々仕事を切られる始末。

 ――「世のため」「人のため」「読者のため」なんて志だけじゃ、
もう飯は食えない。好きでフリーランスやってるけど、この不景気で
仕事が減り、取材経費が削られって、そういうこと、全部自分のせい
なんていわれたくない。

 もう、やってらんないよ!ここは一発、どかんとデモだ。
デモでもやって、この現状をみんなに知ってもらおうじゃないの。

 さあ、文化産業を支えるみんなに呼びかけるよ!
フリーランスのライター、ジャーナリストに、編集者やカメラマン、校正、
校閲者、デザイナーにイラストレーター、
書店、倉庫、流通(取次)で働く、パート、アルバイト、派遣労働者たち、

 一緒につながろう! つながって支えあい、ギョーカイの「常識」を覆そうよ!

以下スローガン

 立ち上がろう、今こそ声をあげよう!
使い捨てはもうたくさんだ!
社員並みの暮らしを! 世間並みに結婚を!原稿料を上げろ! 仕事をよこせ! 
未払いをなくせ! 契約書を作れ! 貧乏でも情熱と志があれば組合活動はできるゾ! 

表現の自由を守れ! 景気回復しろ!本は買ってね!

あなたも、このフリーランス・デモ大作戦実行委員になりませんか。

デモを一緒にデザインし、つくりあげましょう。12日に相談会を行います。
ユニオン出版ネットワークの組合員に限らず、幅広出版に携わる同業者
の参加を求めます。


第一回実行委員会 2010年4月12日
    出版労連2階/
    MIC(ミック)の会議室
    夜6時30分〜8時30分
終了

呼びかけ
出版フリーランス・デモ実行委員会準備会

連絡先 ユニオン出版ネットワーク関東支部

〒113-0033
東京都文京区本郷4-37-18 いろは本郷ビル2FTel. Fax.03-3816-2973
e-mail;nets@jca.apc.org
freedemo.kobayashi[アットマーク]gmail.com小林拓矢)にお願いします。